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介護施設の夏祭りを盛り上げる!計画立案方法とアイデア12選

介護施設で夏祭りを立案する際には、以下の重要なポイントを考慮する必要があります。計画がスムーズに進行し、利用者が安心して楽しめるイベントになるように、各ステップを丁寧に進めていきましょう。

目的の明確化

利用者の笑顔と交流を促進する:夏祭りの主な目的は、利用者同士や家族・職員との交流を深め、楽しみを提供することです。利用者にとってどのような形でイベントが価値をもたらすのかを考えましょう。

季節感を味わってもらう:夏祭りの伝統的な要素を活かし、季節感を楽しんでもらうことも重要です。

ターゲット(利用者)の理解

身体的・精神的な健康状態の確認:参加する利用者の健康状態や体力に応じて、出し物やアクティビティの内容を調整します。高齢者が負担なく参加できる内容にしましょう。

個々の興味や嗜好を考慮:利用者が何に興味があるのか、懐かしさを感じる音楽や食べ物などをリサーチし、それを反映させます。

予算の設定

資金の確保と配分:予算内でどのような装飾、食べ物、出し物を用意できるかを把握し、無理のない計画を立てましょう。施設の予算や寄付の可能性も考慮します。

日程と場所の決定

最適な日程の選定:天候や利用者の予定に合わせて、最も参加しやすい日を選びます。また、天候不良の場合の予備日も考慮しておきましょう。

開催場所の準備:室内・屋外のどちらで行うか、また雨天時の対応も考慮し、準備します。安全性を確認し、利用者が移動しやすいレイアウトを考えます。

出し物やプログラムの検討

利用者に合わせたアクティビティの選定:高齢者でも安全に参加できるゲームや、職員によるパフォーマンスなど、バリエーション豊かなプログラムを組み込みます。例:カラオケ、盆踊り、屋台風ゲームなど。

時間配分と進行の計画:飽きずに楽しめるよう、休憩時間を含めたスケジュールを細かく設定します。

職員とボランティアの役割分担

スタッフの配置と役割分担:職員が担当する役割を明確にし、プログラムごとのリーダーを決めます。スムーズな運営にはスタッフ間の連携が不可欠です。

ボランティアの募集と活用:地域のボランティアや家族の参加も促し、運営サポートをお願いすることで、より豊かなイベントにできます。

安全対策

緊急時の対応計画:参加者の体調不良や怪我などに備え、応急処置の準備や、医療スタッフを配置しておきます。避難経路の確認も重要です。

衛生管理:特に食べ物を扱う場合は、衛生管理を徹底しましょう。

広報と招待状の準備

参加者への告知:利用者やその家族に早めにイベントの概要を伝え、参加の意向を確認します。特に家族の参加を募る場合は、招待状や施設内の掲示を使って広報します。

プログラムの事前共有:何が行われるのかを事前に伝えることで、利用者が安心して参加できるようになります。

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9. フィードバックと評価の準備

参加後のアンケート:イベント終了後に、利用者や職員からフィードバックを集め、今後のイベント計画に活かします。

これらのステップを踏むことで、介護施設の夏祭りが安全かつ楽しいものとなり、利用者や職員にとって心に残るイベントになるはずです。

介護施設の夏祭りで盛り上がるための楽しい企画

介護施設の夏祭りで盛り上がるための楽しい企画をご紹介します。高齢者が楽しみやすく、また介護職員やご家族も一緒に盛り上がれるよう工夫された企画内容です。

1:昔懐かしの盆踊り大会

定番の盆踊りを、昔流行した歌や人気の音頭をかけながら楽しむ。職員やボランティアが浴衣や法被を着て踊りをリードすると一層盛り上がります。


2:射的ゲーム

昔ながらの射的台を用意し、手軽に楽しめるように軽いおもちゃの鉄砲や、風船や輪投げを使った的当てゲームも盛り込むと高齢者にも楽しめます。


3:ヨーヨー釣り

ヨーヨーや金魚すくいの代わりに、紙風船などを釣り上げるようにすると、少し難易度が下がり高齢者も楽しみやすくなります。


4:浴衣・法被ファッションショー

利用者やスタッフが浴衣や法被を着てファッションショー形式でお披露目し、最後は写真撮影会を行う。着付けのサポートやヘアセットも行うと盛り上がります。


5:カラオケ大会

夏の歌や懐かしい昭和の歌謡曲でカラオケ大会を開催。歌が好きな方が多いので、みんなで一緒に歌ったり踊ったりできます。


6:かき氷屋さん

様々なシロップを用意して、昔懐かしいかき氷屋さん体験を。レトロな手回しかき氷機で作ると、より本格的な雰囲気が味わえます。


7:スイカ割り

小さめのスイカやスイカ型の風船でスイカ割り大会。目隠しをせずに楽しめるバージョンを取り入れても良いですね。


8:うちわ作り体験

白いうちわに、絵を描いたりシールを貼ったりしてオリジナルのうちわを作成。出来上がったうちわを使って夏祭り中を涼しく過ごせます。また、手の動きにくい方にはかわいい金魚のシールや夏らしいシールなどを使って、涼しげなデザインのうちわを作るなど工夫をして提供してみて下さい。


9野菜・果物・夏祭り風の軽食屋台

夏らしい冷やしトマトやキュウリ、スイカなどを提供。さっぱりした味わいで、暑さの中でも食べやすい軽食です。また屋台風にフランクフルトやたこ焼きなども提供すると盛り上がります。


10和太鼓や三味線の演奏会

プロの演奏者やボランティアを招いて、和太鼓や三味線の生演奏を楽しむ。音楽の迫力とリズムに自然と手拍子が出てきます。

11フォトブースで記念撮影

夏祭り風の飾り付けや小物を使ってフォトブースを設置。利用者やご家族と一緒に写真を撮り、思い出に残る一枚に。

12:花火鑑賞会(手持ち花火)

安全に配慮した上で、夕方の涼しい時間に手持ち花火を楽しむ。施設の庭や広い場所を利用し、ゆっくり花火を楽しめる場を設けます。


このような企画を取り入れることで、高齢者にとっても懐かしさや楽しさが感じられる夏祭りが実現できるでしょう。

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