シニアマネーについて

【負担限度額認定証】介護保険施設入所前には負担限度額認定証の申請を!

負担限度額認定証とは

介護保険施設を利用した場合、居住費及び食費については利用者負担が発生します。低所得の方などが支援困難にならないように、経済的な負担軽減を図る為の書類となります。申請することで所得に応じた段階に設定され、食費・居住費が軽減される負担限度額が設定されます。

限度額が適用できる施設

・特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設・ショートステイ

限度額適用条件について

市民税非課税世帯の方で、なおかつ以下の条件を満たす方

・配偶者の所得
申請された被保険者と同一の世帯に属さない配偶者についても、市町村民税非課税であること。
(世帯分離をしている場合や事実婚も含みます。)
・預貯金等資産
預貯金等の資産が単身で1,000万円、夫婦で2,000万円以下であること。
(有価証券・金・銀・投資信託等含みます。)

お母さん
お母さん
申請はケアマネさんがおこなってくれるの?
ケアマネ福丸
ケアマネ福丸
ケアマネで代行申請可能でありますが、役所の書類には預貯金の残高のコピーや有価証券・負債書類などかなりの個人情報を扱うことになりますのでできるかぎりご自身かご家族で申請して頂けますようにお願いしております。

介護保険施設系サービスにおける⾷費・居住費の設定

ケアマネ福丸
ケアマネ福丸
介護保険施設や特定施設に入居する場合は収入によっての居住費や食費が設定されています。
基準費用額(日額(月額)) 負担限度額 (日額(月額))
第1段階 第2段階 第3段階
食費 1392円(4.2万円) 300円(0.9万円) 390(1.2万円) 650円 (2.0万円)
居住費 多床室 特養等 855円 (2.6万円) 0円 ( 0万円) 370円 (1.1万円) 370円 (1.1万円)
老健・療養、医療院等 377円 (1.1万円) 0円 ( 0万円) 370円 (1.1万円) 370円 (1.1万円)
従来型
個室
特養等 1,171円 (3.6万円) 320円 (1.0万円) 420円 (1.3万円) 820円 (2.5万円)
老健・療養、医療院等 1,668円 (5.1万円) 490円 (1.5万円) 490円 (1.5万円) 1,310円 (4.0万円)
ユニット型個室的多床室 1,668円 (5.1万円) 490円 (1.5万円) 490円 (1.5万円) 1,310円 (4.0万円)
ユニット型個室 2,006円 (6.1万円) 820円 (2.5万円) 820円 (2.5万円) 1,310円 (4.0万円)

※厚労省2019年度介護報酬改定についてより参照