介護保険サービス

【訪問リハビリ】自宅で専門職のリハビリを行える福祉サービス!訪問リハビリテーション!

訪問リハビリテーション

訪問リハビリテーションについて

rihabiri

訪問リハビリテーションとは、介護老人保健施設、病院、診療所の理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)が利用者のご自宅の方へ訪問し、身体機能回復・日常生活動作回復、維持のリハビリテーション(理学療法や作業療法等)を行うサービスです。

訪問リハビリテーションは、脳梗塞後遺症や病気や骨折、高齢によって衰えてしまった筋力や体力を取り戻したり維持したりするためのエビテンス(根拠)に基づいたトレーニングを行っていただけます。

リハビリ内容としては歩行や食事、トイレといった日常生活動作と家庭環境を確認し利用者様の自宅と症状に合ったリハビリテーションを実施し指導を行ってくれます。

利用者様とその家族を含めた心理的サポートも含まれ、QOL(Quality of Life:人が人間らしい生活をおくること)の支援を総合的に行います。

訪問リハビリテーションの対象者

介護保険対象者
  • 介護保険認定を受けた要支援~要介護の方が対象になります。
  • 通所リハビリテーションなどには性格的に合わないや、通所する体力が無い方などが対象になります。
医療保険対象者
  • 要介護認定がないが、主治医の指示書があり。訪問リハビリの必要性がある方
  • 要介護認定者だが、厚生労働大臣が定める疾病等の患者や急性増悪等の場合は、医療保険での訪問リハビリの利用が可能。

訪問リハビリテーションの内容

セラピスト(療法士)によって内容は異なってきます。利用者の生活に伴ったリハビリテーションが基本になります。

理学療法:歩行訓練・立位訓練・移乗訓練など

作業療法:食事、入浴、着替えなど身辺動作や家事動作など、日常生活での必要な動作の訓練

言語療法:嚥下訓練や発生練習や咀嚼訓練など

訪問リハビリテーションの費用について

訪問リハビリテーションの1回(290単位)の実施時間は20分程度であり大抵の訪問リハビリテーションは2回40分でのリハビリを実施しています。1回はおよそ※290円ですが、40分で実施されている場合は※580円となります。※1単位=10円で計算した場合

ケアマネ福丸

基本は290単位ですが、その他の加算が加わるとそれ以上の費用が発生します。加算が付く場合は面接の際に説明を受け内容を確認してください。

イ 訪問リハビリテーション費

病院又は診療所の場合1回につき 290単位
介護老人保健施設の場合1回につき 290単位
介護医療院の場合1回につき 290単位

イの注

事業所と同一建物の利用者又はこれ以外の同一建物の利用者20人以上にサービスを行う場合事業所と同一建物の利用者又はこれ以外の同一建物の利用者20人以上にサービスを行う場合 ×90/100

事業所と同一建物の利用者50人以上にサービスを行う場合 ×85/100
特別地域訪問リハビリテーション加算0.15
中山間地域等における小規模事業所加算0.1
中山間地域等に居住する者へのサービス提供加算0.05
短期集中リハビリテーション実施加算1日につき +200単位
リハビリテーションマネジメント加算(Ⅰ)1月につき +230単位
リハビリテーションマネジメント加算(Ⅱ)1月につき +280単位
リハビリテーションマネジメント加算(Ⅲ)1月につき +320単位
リハビリテーションマネジメント加算(Ⅳ)1月につき +420単位
3月に1回を限度
事業所の医師がリハビリテーション計画の作成に係る診療を行わなかった場合1回につき -20単位
ロ 社会参加支援加算1日につき 17単位を加算
ハ サービス提供体制強化加算1回につき +6単位

訪問リハビリテーションの利用回数について

介護保険では、訪問リハビリテーションの利用回数が定められております。

1回のリハビリは20分で設定されてます。20分の利用であれば1週間に6回までの利用が可能です。訪問リハビリは20分単位で組むことは少なくほぼ40分での予定でリハビリを行っている事業所が大半です。40分のリハビリを行った場合には、利用回数は週3回までとなります。

訪問リハビリテーションと訪問看護リハビリの違いついて

訪問リハビリと訪問看護ステーションでのリハビリの内容は違いはありませんが事業所としては訪問リハビリは看護師さんはいらっしゃらい形です訪問看護ステーションからリハビリは看護師・理学療法士・作業療法士など多職種が所属しており必要時は看護での支援も受けれる形となります。リハビリ自体での視点ではどちらをつかってもほぼ違いはありません。

訪問リハビリのまとめ

訪問リハビリのまとめ
  • 訪問リハビリ利用対象者は介護保険認定者・医療保険では主治医の指示や難病指定された方が利用できる。
  • 専門職でのリハビリを自宅で受けることができる。
  • 作業療法士・理学療法士・言語聴覚士が対象者に対して専門的なリハビリを行う。
  • 料金・時間は20分で設定しているが基本は40分くくりでのリハビリを実施することが多い。
  • 利用時間は1回20分くくりである。 20分であれば6回/週 40分であれば3回/週 60分であれば2回/週まで利用回数に制限あり
  • 利用する際は主治医の指示書が必ず必要になる。