古今東西、人々の知恵が詰まったことわざ。あなたはどれくらい知っていますか?このクイズに挑戦し、あなたの語彙力と知識を試してみませんか?
- ことわざクイズの進行の仕方
- 猫に小判(ねこにこばん)
- 犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)
- 猿も木から落ちる(さるもきからおちる)
- 馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
- 虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)
- 鶴の一声(つるのひとこえ)
- 豚に真珠(ぶたにしんじゅ)
- 狐につままれる(きつねにつままれる)
- 鳥なき里の蝙蝠(とりなきさとのこうもり)
- 蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)
- 鵜の目鷹の目(うのめたかのめ)
- 虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)
- 水魚の交わり(すいぎょのまじわり)
- 鳥の餌食になる(とりのえじきになる)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 猿芝居(さるしばい)
- 狐の嫁入り(きつねのよめいり)
- 蟻の穴から堤も崩れる(ありのあなからつつみもくずれる)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 鳶が鷹を産む(とびがたかをうむ)
- 雀の涙(すずめのなみだ)
- 馬の骨(うまのほね)
- 鴨が葱を背負ってくる(かもがねぎをしょってくる)
- 亀の甲より年の功(かめのこうよりとしのこう)
- 犬猿の仲(けんえんのなか)
- 猫の手も借りたい(ねこのてもかりたい)
- 烏の行水(からすのぎょうずい)
- 蛙の子は蛙(かえるのこはかえる)
- 狢の皮算用(むじなのかわざんよう)
- 馬脚を露す(ばきゃくをあらわす)
ことわざクイズの進行の仕方
デイサービスや施設のレクレーションで高齢者のみなさんとことわざクイズの行う際の楽しみ方・進行の仕方の説明です。
- ホワイトボードにことわざを書き出し高齢者の皆さんに意味を回答してもらう。
例:司会:温故知新とはどういう意味でしょうか?
回答者:昔のことから新しい知識を得る事! - ことわざの一部を隠し完成したことわざを回答してもらう。
例:司会・クイズ例 〇石〇鳥 回答者・一石二鳥 - 高齢者の皆さんとデスカッションを行いながらクイズを解いていきましょう。
猫に小判(ねこにこばん)
意味:価値のわからない人に高価なものを与えても意味がない。
使い方:彼に高級なワインをプレゼントしたけど、彼は酒に興味がないから、まさに猫に小判だね。
犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)
意味:何かをすれば予想外の良いことや悪いことが起こることもある。
使い方:新しい仕事を始めたら、思わぬ出会いがあって犬も歩けば棒に当たると思ったよ。
猿も木から落ちる(さるもきからおちる)
意味:どんなに得意な人でも失敗することがある。
使い方:あのプロの選手もミスをしたから、猿も木から落ちるだね。
馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
意味:いくら言っても相手に響かない、無駄なこと。
使い方:彼に忠告しても無駄だったよ。まさに馬の耳に念仏だったね。
虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)
意味:権力者に頼って威張る者。
使い方:彼は上司の力を借りて、自分が偉いと思っている。虎の威を借る狐だな。
鶴の一声(つるのひとこえ)
意味:決定的な発言をする権威者の言葉。
使い方:会議で彼の一言が全員を納得させた。まさに鶴の一声だった。
豚に真珠(ぶたにしんじゅ)
意味:価値がわからない相手に高価なものを与えることの無意味さ。
使い方:彼女に高級バッグを買っても、使わないから豚に真珠だ。
狐につままれる(きつねにつままれる)
意味:何が起こっているのか全く理解できない状態。
使い方:彼の話を聞いていると、どんどん混乱して狐につままれるよ。
鳥なき里の蝙蝠(とりなきさとのこうもり)
意味:優れた者がいないところで、つまらない者が威張ること。
使い方:このチームは実力者がいないから、鳥なき里の蝙蝠になっている。
蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)
意味:同じ職業や立場の人は、その世界の事情に詳しい。
使い方:彼はこの業界のベテランだから、蛇の道は蛇だね。
鵜の目鷹の目(うのめたかのめ)
意味:非常に熱心に物を探している様子。
使い方:彼は合格発表を待ちながら、鵜の目鷹の目でチェックしている。
虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)
意味:危険を冒さなければ大きな成功は得られない。
使い方:新しいビジネスを始めるなら、虎穴に入らずんば虎子を得ずだ。
水魚の交わり(すいぎょのまじわり)
意味:非常に親密で離れがたい関係。
使い方:彼らは幼なじみで、水魚の交わりだね。
鳥の餌食になる(とりのえじきになる)
意味:失敗してだまされること。
使い方:その話に乗ったら、すっかり鳥の餌食になってしまった。
魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
意味:相手が好意を示せば、こちらもそれに応じること。
使い方:彼に頼んだら、快く手伝ってくれた。魚心あれば水心だね。
猿芝居(さるしばい)
意味:わざとらしい、ばかげた振る舞い。
使い方:そのテレビ番組は全てが猿芝居で、笑えなかった。
狐の嫁入り(きつねのよめいり)
意味:晴れているのに雨が降る天気。
使い方:今日は晴れていたのに、急に雨が降ってきた。まるで狐の嫁入りだ。
蟻の穴から堤も崩れる(ありのあなからつつみもくずれる)
意味:小さな油断や問題が大きな失敗を招く。
使い方:小さなミスが後で大きな問題になった。蟻の穴から堤も崩れるだね。
牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
意味:思いがけないことが縁で良い結果に至ること。
使い方:友人に誘われて参加したイベントで素敵な出会いがあった。牛に引かれて善光寺参りだ。
鳶が鷹を産む(とびがたかをうむ)
意味:平凡な親から優秀な子供が生まれること。
使い方:彼の子供はとても才能がある。まさに鳶が鷹を産んだね。
雀の涙(すずめのなみだ)
意味:ごくわずかな量や金額。
使い方:給料が雀の涙ほどしか上がらなかった。
馬の骨(うまのほね)
意味:素性のわからない人を軽蔑して言う表現。
使い方:あの人の正体がわからないから、馬の骨扱いだ。
鴨が葱を背負ってくる(かもがねぎをしょってくる)
意味:思いがけない幸運が舞い込むこと。
使い方:宝くじに当たったの?まるで鴨が葱を背負ってきたみたいだね。
亀の甲より年の功(かめのこうよりとしのこう)
意味:年長者の経験や知恵が優れていること。
使い方:若い頃は反抗的だったけど、今は亀の甲より年の功を実感している。
犬猿の仲(けんえんのなか)
意味:非常に仲が悪い様子。
使い方:あの二人はいつも口喧嘩しているから、犬猿の仲だ。
猫の手も借りたい(ねこのてもかりたい)
意味:非常に忙しく、人手が足りない状態。
使い方:今週は仕事が忙しくて、猫の手も借りたいほどだ。
烏の行水(からすのぎょうずい)
意味:非常に短時間で済ませる入浴のこと。
使い方:彼はいつも烏の行水で、すぐに風呂から出てくる。
蛙の子は蛙(かえるのこはかえる)
意味:子供は親に似るものである。
使い方:彼の息子も才能があるから、蛙の子は蛙だね。
狢の皮算用(むじなのかわざんよう)
意味:まだ手に入れていないものを当てにすること。
使い方:彼は昇進を夢見ているけど、狢の皮算用だと思うよ。
馬脚を露す(ばきゃくをあらわす)
意味:隠していた正体や本性がばれてしまうこと。
使い方:最初は良い人だと思ったけど、馬脚を露してしまったね。