無料塗り絵:沙羅双樹(ナツツバキ)(大人の塗り絵)

当サイトは、高齢者施設・福祉施設などで無料活用できる大人の 塗り絵です。

お好きなイラストのダウンロードもしくはプリントアウトを行いご利用ください。

沙羅双樹(さらそうじゅ)は、仏教や文学に深く関わる樹木の名前で、日本では象徴的な意味をもつ言葉としても使われます。

1. 仏教における沙羅双樹

沙羅双樹は、釈迦(ゴータマ・シッダールタ)が入滅したとされる場所に生えていた木です。
この木の正式名称は サラノキ(沙羅樹) で、インド原産の常緑高木です。

  • 学名:Shorea robusta
  • 分布:インド、ネパールなど南アジア
  • 特徴:白~淡黄色の花を咲かせる大木

仏典では、釈迦が亡くなる際に2本並んで立っていたことから「沙羅双樹」と呼ばれます。

2. 『平家物語』との関係

日本で「沙羅双樹」といえば、多くの人が思い出すのが
平家物語 の冒頭です。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。

ここでは、沙羅双樹の花がすぐ散ることから
「諸行無常(すべてのものは移ろいゆく)」 の象徴として使われています。

3. 日本の「沙羅双樹」

実は、日本の寺院などで「沙羅双樹」と呼ばれている木の多くは、
本来のインドのサラノキではありません。

代わりに植えられているのが:

ナツツバキ(夏椿)

  • 初夏に白い花を咲かせる
  • 花は一日で落ちる
  • 「一日花」とも呼ばれる

この性質が「無常」の象徴としてふさわしいため、日本ではナツツバキが沙羅双樹とされるようになりました。

4. 象徴的な意味

沙羅双樹は次のような意味を持ちます:

  • 無常
  • 盛者必衰
  • 命のはかなさ
  • 静かな美しさ

そのため、俳句や和歌、仏教行事、寺院名などにもよく登場します。

利用規約について

無料塗り絵・レクネタトップ画面