介護ブログ|ケアマネだって迷う、そんな時どうしてる?

ケアマネだって迷う。ある日の迷い

先日、ひとり暮らしの80代男性から「入浴が不安でシャワーしかできない」と相談を受けました。デイサービスでの入浴を勧めるか、訪問介護での見守りを増やすか。どちらがその方に合うのか、私はしばらく答えを出せずにいました。
費用や本人の性格、ご家族の希望。条件が重なり合うほど、どれが正解なのか見えなくなってしまったのです。
ケアマネは判断の連続
ケアマネジャーの仕事は「判断の連続」です。利用者さんやご家族から相談を受けると、「どう支援するのがベストだろう?」と頭を悩ませる場面が必ず出てきます。介護サービスの選択肢は多く、医療との連携も複雑。正解が一つではないからこそ、迷いはつきものです。
仲間に相談するという選択
新人のころは、「これでよかったのかな」と帰宅後まで引きずってしまうことがありました。そんな時、ある先輩に言われたのが「迷ったときは、一人で抱え込まないことが一番だよ」という言葉。
それ以来、私は迷いを感じたら、チームメンバーに限らず、気兼ねなく話せて自分のストレスにならない相手に相談するようにしています。心置ける看護師やヘルパー、リハビリ職など、それぞれの専門家から意見を聞くと、思いもよらない視点をもらえることがあります。自分の中で堂々巡りしていた問題が、他者の言葉でスッと整理されることも少なくありません。
少し距離を置く勇気
また、時間を置いてから改めてプランを見直すことも大切です。焦って答えを出すより、少し距離をとることで、冷静に判断できるケースがあります。「迷う=考えている証拠」と前向きに受け止めることが、気持ちを軽くするコツなのかもしれません。
迷いは弱さではない
もちろん、最後に責任を持って決断するのはケアマネ自身です。けれど「迷い」は決して弱さではなく、より良い支援につなげるための大事なプロセスだと思います。
同じように悩む仲間へ伝えたいのは、「迷ったっていい、でも一人で抱え込まないで」ということ。変にチームなど考えると利益関係が生じる場合もあります。自分の気の置ける人や時には毒舌な先輩や話しやすい上司でもかまいません。自分の言葉をアウトプットして頭を整理し、迷いの先にある答えを探すことで、きっと利用者さんにとって最良の支援が見えてくるはずです。

























